かんたん防災へようこそ
かんたん防災は、時間をかけず・費用も抑えて・誰にでもできる備えです
こんなお悩みありませんか?
ひとつ 質問させてください
「明日、降水確率が70%~90%です。あなたは傘を持って外出しますか?」
きっと、多くの方はYESとお答になると思います。
なぜ、雨に濡れない対策はしても、身に危険のある地震対策をしないのでしょうか?
その原因はいくつかあります。
- 地震がいつ起こるか分からない(降水確率はニュースで分かる)
- 今、地震の被害で困ってない(今日、雨に濡れたら困る)
- 何を備えればよいか分からない(傘を持てばいい)
- 面倒そう(傘を準備するだけで面倒ではない)
防災は「避難リュックを揃える」「食品や水を備蓄する」「家具の転倒防止」など・・・
時間・お金・労力をかけてしなければいけない「面倒くさい」部分が正直あります。
なぜなら、お伝えしている防災は、この全般を意味しているからです。
それでは、なぜ4つの備えが必要かといいますと、震災対策として「食品や水の備蓄」を主にされている方が多くそれだけでは、充分ではないからです。
こちらは、震災の時間の流れです。
いちばん最初の備えは身を守る事です。身を守るその後に飲食の備えが役に立ちます。
減災対策をされているか?100人アンケート
身を守るための減災対策(家具の固定など)を自宅でされているのか、整理収納アドバイザーとしてご自宅に伺った際に、100人の方にお聞きしました。
結果は以下の通りです。
約8割のご家庭で減災対策が進んでいないのが現状でした。
そうは言っても、
ただでさえ忙しいのに、「ええ~!4種類の防災をするのは無理!」とお声が聞こえてきます。
だからこそ「面倒な防災」を誰でもできるようにかんたん防災を作りました。
かんたん防災 7つのメリット
減災対策が24時間以内にできる
毎日こつこつと防災を続けて頂きたいので、時間をかけない減災対策を意識しています。
ほとんどの作業が10秒~5分でできます。
現在、33種類のかんたん防災術をお伝えしています。
便利な防災グッズを作る
防災グッズって揃えると結構費用も掛かりますよね。
そこで、あったら便利で安心な防災グッズを自作してきました。
費用をかけずにカンタンに作る方法をご紹介しています。
備えるポイントと新しいグッズの紹介
防災グッズって何を揃えていいのか分かりませんよね。おまけに費用もかかります。
備えるポイントをお伝えします。
また、新しい機能を持った防災商品が年々増えています。
役に立ちそうな新しいグッズの紹介もしています。
キャンプと震災生活は似ている
震災時の不便な生活を身近にあるモノを使い、できるだけ快適に過ごすアイデア術を紹介しています。
例えば、薄くて軽い「ふろしき」持ち運びがしやすいですよね。避難所で休む時に衣類を包み結べば枕になります。
スッキリ整った部屋で安心して暮らす
自宅を整理すると地震でケガをしたり亡くなったりするリスクが下がります。
例えば、地震直後に津波や火災ですぐに避難しなくてはいけない時に、散乱しているモノが少なければ迅速に避難ができます。
モノの減らし方や収め方もお伝えします。
一緒に家族で備える
親子でカンタンにできる防災訓練・安全な部屋にする方法・手作り防災グッズの作り方を紹介しています。
お子さんがいつか親となった時に、家族と一緒にした防災を引き継いでもらう期待が持てます。
そうする事で地震からお孫さんも守る確率が上がります。
心理学であなたを守る
地震発生時に、パニックになった時に、動揺する心を落ち着かせる方法をお伝えします。
心も大きなダメージを受けますので震災生活で心を守るヒントがあります。
世界で起こる大地震、日本でどのくらい発生しているかご存知ですか?
世界で起こる大地震の約20%は日本で起こっています。
なぜ、こんなにも日本は地震が多いのでしょうか?
地震をかんたんに説明します
世界の表面は、プレート(地球の表面を覆う岩盤)でできています。
そのうちの4枚が日本付近にあり、プレートが動くたびに地震が発生します。
世界における日本の面積の割合は約0.25%それなのに、プレートが日本付近には14枚中、4枚もあるのです。
出典:気象庁
地震が起こるしくみとは
地震は2つの場所で発生します。
海溝型地震(東日本大震災)とは?
陸側にあるプレートに海側のプレートが潜り込んでいきます。その時に、陸側にひずみができます。
陸側のプレートがひずみを解消するために、100年~200年間隔で地震が発生。
だから、必ず地震は起こるのです。
内陸型地震(熊本大地震・阪神大震災)とは?
陸側のプレートが、押し合う力で岩が壊れて断層ができます。
その断層がプレートの力で押し合うとズレが生じて地震が起こります。
わたし達に、地震の危険が迫っています
南海トラフ地震の発生する確率が引き上げられました。
以前の発生確率は、30年以内に70~80%
政府(地震調査委員会)が2022年1月に発表
「40年以内に90%程度発生する」
40年以内は、40年先ではありません。この瞬間も含まれるのです。
わたし達は、この瞬間も地震がいつ起こってもおかしくない状況で毎日暮らしているという事になります。
平安時代にも東日本大震災・南海トラフのような大きな災害が発生
同じような場所で起こった地震が、現在とよく似ています。
2004年に新潟中越地震→東日本大震災→熊本大地震→鳥取中部地震と発生しています。
平安時代も同じような場所で地震が発生。863年から887年の南海トラフ地震が起こる間は24年です。
新潟中越地震から2022年の現時点で既に18年経過しています。
日本に住んでいて大きな規模の地震にあわない安全な場所はないのか調べてみると
地震を「正しく恐れて」防災をするエネルギーに転換する
これまで、お伝えしてきたとおり日本は地震大国です。
防災を進めるには、地震は明日にでも起こると恐れる事がとても大切です。
「地震を正しく恐れる」とは
今後、日本で地震が起こる事実を冷静に受け止めて「どのように備えるか」を考える事です。
自分が震災に巻き込まれる想像すると、落胆してしまいそうになりますよね。
落胆するために恐れるのではなく、備えるために恐れるのです。
ここに訪れて下さった方は、少なからず震災への不安をお持ちだと思います。
大丈夫です!その不安は、防災をするためのエネルギーとなります。
それは、安心へ向かうエネルギーでもあるのです。
防災とは
震災が起こる前の「今の私」が、震災時の「未来の私」を助ける準備
未来の自分と、大切な人を守れるのは「今のあなた以外にはいません」
少しずつでも大丈夫。毎日できる無理のない防災をコツコツ重ねていただいて、安心・安全な生活環境を築いていただけると幸いです。